ひたすら音楽聞く

死ぬまでしこたま聞く

nujabesとゲートウェイミュージック

 

職場にテクノ、ジャズ、ディスコ、ヒップホップ、ソウル、ロックとにかく多様なジャンルの音楽に詳しい人がいる。その人は元々DJをやっていて、地元でイベントを開いたり、ミックスCDを作り高円寺のロスアプソン、下高井戸のトラスムンド、大阪のレアグルーヴなど知る人ぞ知るマニアックなレコ屋に売り込んだりと、積極的に活動していたそうだ。
なーんでそんなにジャンルレスに音楽聞けるもんかね、と思っていたが、今日その人にふと勧められたnujabesの『final view』を聞いた時に少し合点がいった。

 

Yusef Lateefの『Love Theme From Spartacus』というジャズの楽曲が元ネタになっているようで、『final view』自体は曲調はジャズなんだけどビートはヒップホップという。ピアノとサックス?の絡みが非常に心地よくそれにビートがすごく合う。こういう音楽から趣味がヒップホップからジャズ見たいな感じで派生していったんだろうな〜としみじみしてしまった。

ゲートウェイドラッグならぬゲートウェイミュージック。俺もゲートウェイミュージック作りてえ。

 

nujabesはmodal soulしか聞いたことなかったけど、final viewが入ってるアルバムもかなり良い感じ。こういう発見が週一くらいであったらきっと人生楽しい。仕事は辞めたい。


Yusef Lateef - Love Theme From Spartacus

 


Nujabes - The Final Viewmp4

 

そんなこと書きながら渋谷駅構内を歩いてたら、渋谷よう分からんからおすすめのラーメン屋教えてくれと男女二人組に話しかけられ、何やかんや音楽の話なんかしたりして連絡先交換した。なんだこれ。

友達にそのことを話したら、よくある宗教の勧誘だと白けた顔で言われた。あの一瞬の

俺の喜びを返せ!!あれ以降連絡は一度も無い・・・。

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート

 


レオナルド・ディカプリオ扮するジョーダン・ベルフォートのぶっ飛んだ転落劇。

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とにかく金、女、ドラッグの映画。
ドル札でコカイン吸うし(会社で)、姉ちゃんのおっぱい出まくりだし、飛行機の中でストリッパーと乱交パーティーするし、ぬもはや爽快だった。

これだけ不正で金稼いで乱痴気騒ぎ繰り返して、どうやって捕まるんだろうなーとか思いながら楽しめる映画だった。

 

家の電話が盗聴されていることを知ったジョーダンが、急いで家に戻ろうとするも大量の睡眠薬と酒でラリっているためにまともに歩けず、地を這い階段を転がり車に乗り込もうとするシーンが良い。最後はコカインで覚醒して、食べ物を喉に詰まらせた友人を救う。アホ。

 

ラストシーンが実に印象的だった。

出所後、セミナーを開いたジョーダンは「このペンを俺に売ってみろ」と受講者に投げかけるが、どれも満足な答えは得られず、会場を見回すと受講者達は呆然と間の抜けた顔でジョーダンを見つめている。その問いに対して、かつて的確な答えをくれたブラッドのような人材はおらず、時は戻ってこないことを決定付けるようなシーンで、その虚しさが華やかだった生活とは余りに対照的だった。

 


Devo - Uncontrollable Urge (Live On Fridays)

ジョーダンが仲間とゴルフをするシーンで流れたDevo

 


この映画を見て、フィルスを思い出した。ドラッグと汚職にまみれ、他人の女とヤりまくり、ボロボロになっていく刑事の姿はまるでジョーダン・ビルフォードの様だが、決定的に違うのはこの刑事が孤独且つ富豪ではないこと。ユーモラスではあるが、全体的に物悲しさが漂っている。それでもフィルスもめちゃくちゃ好きだ。ラストシーンで、悲しくも力強く笑いながら自ら首を吊り死に行く姿は天晴れ。

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皆風変わりしちゃってるんだろうけど、トレインスポッティング2見てえな〜。

 

邦楽の元ネタ

 

最近の邦楽の元ネタ、オマージュと思われる楽曲をロック中心に幾つか列挙してみる。


おはようミカ/毛皮のマリーズ



元ネタ:Sympathy For The Devil/The Rolling Stones



あらゆるバンドからあらゆるフレーズを拝借しまくっている毛皮のマリーズの初期の曲。ストーンズのギターソロをほぼそのままに引用しているが、スリーコードのどシンプルな曲に見事にマッチしている。

毛皮のマリーズはまずこの「おはようミカ」が収録されているFaust C.D.から聞くべきだと思う。個人的には後期毛皮のマリーズドレスコーズよりも、初期のロックンロール、ガレージ寄りの毛皮のマリーズ推したい。




モノクロトーキョー/サカナクション

(公式のものが無かったので個人の動画)


元ネタ?:Sous Les Etoiles/Little Majorette



バクマン』の映画音楽からパリコレのサウンドディレクションまで方々から引っ張りだこなサカナクションと山口一郎だが、モノクロトーキョーのイントロのフレーズが、スウェーデンのバンドLittle MajoretteのSous Les Etoilesの2:15〜のフレーズと丸かぶり。
ただ、サカナクションの楽曲の方がLittle Majoretteよりもリリースが前である為、おそらく偶然かと思われる。それにしてもめっちゃ似てる。



Mirror Dance/androp


元ネタ:Star Guitar/The Chemical Brothers


イントロのハンドクラップからバスドラが入り、音数が増えていく展開がそっくり。ジャンルは違えどイントロが酷似しているので、おそらくThe Chemical Brothersを引用したものと思われる。
ケミカルさんは2016年10月に来日予定。

 



Changes/SALU


元ネタ:Flicker/Porter Robinson



SALUのchangesの1:20〜が、Porter RobinsonFlickerのイントロに似ている。ただの偶然というか勘違いである気がしなくもない。とりあえずどちらもいい曲。
Porter Robinsonのライブを2015年のソニックマニアで見たが、曲は勿論のこと、RPGゲームのようなVJがマッチしており、とにかく多幸感に包まれていた。是非とももう一度生で見たい。


 

Maybe I Can't Good-Bye/平野綾

www.youtube.com


元ネタ:Song 2/Blur



平野綾のある曲がblurのsong2丸パクリという、ただそれだけ。

どうでもいいけど曲名もgood-byeの前にsayが抜けてるよな…。



everybody feels same/くるり


元ネタ:A-Punk/Vampire Weekend


イントロはほぼ一緒で、PVの雰囲気までそっくり。日本のベテランバンドが海外の若手バンドをパクった上、曲も本家の方が良い。くるりは好きなバンドだけに少し悲しい。
Vampire Weekendは『Cousins』の様な低予算感溢れるPVが見ていて楽しい。こちらもライブに行ってみたい。




New Animal/The Pillows


元ネタ:Atlas/Battles



Battlesの名曲AtlasのPVを上っ面だけパクった曲。ドラムの色や鏡など、ただそのままデザインを引用しており、音楽性もかけ離れていてリスペクトもへったくれもないので、オマージュではなくパクリと表現した方がしっくりきちゃう。肝心の曲も微妙。

Battlesが3人になってからのライブも楽しかったけど、やっぱりタイヨンダイがいるBattlesを生で見たかった。



OPEN WORLD/another sunny day

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元ネタ:Modern Vampires Of The City/Vampire Weekend

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こちらは曲ではなくジャケット。ストレイテナーナカヤマシンペイ大山純らが在籍するバンドがVAMPIRE WEEKENDのアルバムから拝借。発売されたばかりのアルバムのジャケットを何の工夫も無くそのままコピーペーストといった塩梅で、クソと呼ぶに相応しい。曲もご多分に漏れず微妙。



後半からただの悪口になってしまったが、色々と発見があって面白かった。また元ネタや似ている楽曲を見つけたらさらに彫り下げてみたい。