ひたすら音楽聞く

死ぬまでしこたま聞く

Big Scary Monsters 'PWYW' バンドキャンプセール

 

天下のグッドレーベルBig Scary Monstersが"Pay Want You Want"セールと題して、バンドキャンプの投げ銭セールやってんぞ!

今ならTiny Moving PartsもtricotもFall Of TroyもBeac SlangもYou Blew It!も9/18(月)までタダで落とし放題だ!乞食は走れ!

 


やっぱり錚々たるメンツにtricotが混じってんのすげえなあ。Dog Knightsのbluefriendみたいな感じだな。レジェンド。

 

 

二郎は鮨の夢を見る

 

ずっと見たいと思いつつ、手を付けられずにいた映画。タイトルから受ける堅苦しいイメージとはかけ離れていた。

店主小野二郎が握る寿司は美しく、何度も見とれてしまった。滑らかに寿司を握る様は「所作」という表現がぴったりだと思った。スローモーションの多用で目に焼き付いて離れん。寿司食いたい。

 

シリアスな雰囲気にピアノの音が絶妙にマッチしていたのも最高だった。調べたらフィリップ・グラスという作曲家らしい。80歳。二郎さんと歳近い。

 

一つの道を極め続け、85歳になっても働き続ける情熱はもはや狂気に近いんじゃないだろうか。俺すぐ投げ出しちゃうからなあ。持続させたい。

 

最後に電車で優しく微笑む二郎さんがまた良かった。

 

 

 

 

 

 

NENGU

 

ついに今週金曜日、NENGUがフジロックROOKIE A GO-GOに出る。

ROOKIE A GO-GOには今までMASS OF THE FERMENTING DREGSmudy on the 昨晩AFRICAEMOceroも快速東京もD.A.NもyahyelもTempalayも出ていて、NENGUもきっとこれから更に人気が出ていくんだろう(AFRICAEMOはもう活動してないけど)。別に自分が育てたわけでも足繁くライブに通ったファンですらないが、嬉しいようなもの悲しいような複雑な気分。

Fall of Troyのサポートアクト決まった時はぶったまげた。高校生の時コピーしたなあ。

 

言っちゃ悪いがこういう聞きにくいインストバンドがちゃんと評価されてフジロックに出れるのは、すごく良いことだと思う。やたらめったら早い4つ打ちのギターロックバンドばっかりじゃつまんないし。これからもっと変態的、個性的なバンドが増えたらいい。

この前の『PONGYARON』レコ発イベントの対バンもHIMO、DULLJAB STEP CLUB、Kineticと、どうやったらその面子になるのってくらいの雑多ぶり。ぶっ飛んだアートワーク、ふざけたPV、演奏技術、あらゆる面で日本では稀有なバンドだと思う。

勿論一番好きなのは音楽。これからもピロピロバコバコやって欲しい。

 


CGからのほんわか女子登場のカオスっぷり。ドラムは元日本マドンナだとか。曲は聞いたこと無いけど「村上春樹つまらない」って曲名は好きだ。

 


元ネタ。あたかもガールズバンドであるかの様に見せている。

 


曲も相まってわけのわからんPV。スタジオにあったゴミで撮ったとか。

 

元ネタはDeath Grips。多分。これもただただ靴を破壊し続ける意味不明映像。

 


おふざけ度MAX。なんでマンドリンバンジョー?弾いてんねん。カリンバが綺麗。

 


biruが一番好きな曲。

 

 

PONGYARON

PONGYARON

 

 

 

 

 

えるえふる Like A Fool Records

 

 


新代田駅そばにあるcinema staff辻友貴主催のレコード屋兼居酒屋、えるえふるに行ってきた。

 

エモ、ポストロック、マスロック、ハードコア、エレクトロニカを主に取り扱っているレコード屋で、日本のインディーズから、Into It.Over It.やtoeでおなじみのTopshelf、CSTVTやDikembeが所属するTiny Enginesなど海外のレーベルまで取り揃えられており、ナード野郎にはたまらないラインナップ。NENGUの音源も置いてある!

試聴機の数も申し分ない上に、店に置いてあるiMacが試聴し放題なのが非常に嬉しい。数は少ないがTシャツやパーカーなども数点取り扱っている。誰も買わねえだろみたいな感じの中古のエフェクターやらキーボードが放り投げられているのも個人的には好きだ。

 

そんでもってそのまま店で酒が飲めてしまうところが他のレコード屋とは大きく違うところ。扱っている焼酎もキンミヤ。キンミヤのラベルが高級感出てるのでとりあえずグッドセンス!
ラーメン二郎とFEVERもすぐ傍。ライブ見てラーメン食ってレコード買って酒が飲める。素晴らしい。
音楽好き、酒好きは是非とも一度立ち寄って欲しい店。残響SHOPよりは息が長そう。

 

 


Delta Sleep - "16:40 AM" (Official Video)

先日えるえふるで購入したDelta Sleep。ポップなメロディーに叫びもありのマスロック。心地良いクリーンギターと複雑なビートのバランスがドツボ。

そしてこのメッセージ性皆無、且つトマトで金玉を模すセクハラPV。嬉しい。

 

f:id:isjmm:20170607234759j:plain

 

NO AGEのTシャツ。この色合いは買わざるを得なかった。

 

 

 

2017/05/18 DJ Shadow 恵比寿LiquidRoom

 

恵比寿にてDJ Shadowのライブを見た。
ヒップホップDJのライブを初めて見たが、こんなに楽しいものだとは思わなかった。勿論Shadowだからこそなせるエンターテイメントだが、ヒップホップは超楽しい。そしてやっぱり生音は良い。

 

f:id:isjmm:20170519082344j:plain

 

特に派手な演出やSEも無くShadowがぬっと登場し、ぬるっとライブが始まった。

ヒップホップは疎いのでうまく表現出来ないが、バッキバキのスクラッチとトリップできそうな時折禍々しいVJが見事にハマっていた。Shadowのスクラッチはいつまでも見ていられる&聞いていられる。
Run The JewelsフューチャリングのNobody SpeakのPVをバックにシコシコ回すShadowはそりゃもうかっこよかった。DJスキルもさることながら、目まぐるしく流れ続けるVJが場を大いに盛り上げてくれた。

 


DJ Shadow - Nobody Speak (Feat. Run The Jewels) (Official Video)

 

 

月並みだけど、やっぱりEndtroducingは良いアルバム。Midnight In A Perfect WorldもThe Number SongとOrgan Donorの断片も聞けたし、もう言うことはないっす。
The Mountain Fallに始まり、The Mountain Fallに終わる演出にもしてやられた。幸福とはこのことを言うんだと思った。行って良かった。

 

マスとエモとハードコア2



やかましいマスロックバンド紹介の続き。

 

■ Pneu

フランスのギター&ドラムの2ピース爆裂技巧バンド。これを聞いたら頭を揺らさずにはいられない。手数の多さと目まぐるしい曲展開で、一聴すると無茶苦茶なようだが根底はポップ。
ベースレス、インストと無いもの尽くしだが、そんな固定概念を見事にぶち壊してくれる程にどの曲もはじけ散らかしている。Adebisi Shankやnoumenonに通じるものを感じるが、このバンドは唯一無二。
ビーチに直で楽器とスピーカーおっ立てて演奏する彼らのライブ動画があったが、日本もそんな個性的なDIY面白イベントあったらいいのになあなんて思った。

 


PNEU - Derouille Party @ Le Ferrailleur (Nantes)

 

 

■NENGU

今日本で1番推せるバンド。
特筆すべきはギターの多彩さ。繰り出されるフレーズはどれも秀逸で聞き手を飽きさせない。ドラムはthe cabsの中村一太を彷彿とさせるような連打に続く連打で煽りまくる。ライブを何度か見たが、本当にインディーズとは思えない程上手いし、かっこいい。
ここまで激しくポジティブで、pneuの影響を受けているインストバンドは、おそらく今の日本には年貢以外存在しないと思われる。
You Blew It!やThe Fall of Troyの来日公演のサポートアクトを務め、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで大驀進中。これから益々注目を集めていくこと間違いなしの至高の激マスバンド。

ベースの樋口が所属するsans visageという激情ハードコアバンドも恐ろしくかっこいい。the band apart、toeが出演する大阪でのイベントに大抜擢され、こちらのバンドもいよいよヤバい。

 

元ネタと思われる曲


ADEBISI SHANK - ("THUNDER" A New Song - Live Studio Session)

 


Nengu 'Go My Bamboo' [Next Music From Tokyo Vol 8]

 

 

■ Noumenon

シカゴのマスロックバンド。上記2つのバンドと同じくゴリゴリに歪んだ弦楽器が暴れ回る。こちらはシンガロングがあったりと少しエモの要素が強い。
フィジカルはLoose Lips Sink Sipsとのスプリットのみというのが非常に惜しい。おそらく現在は活動もしていない。需要は間違いなくあるから誰か日本呼んで!

 


Noumenon - Iguana In The Science Lab

 

 

Highway to Health

Highway to Health

 

 

PONGYARON

PONGYARON

 

 

邦楽の元ネタ2

 

邦楽の元ネタ第2弾。
曲の元ネタが分かると何故かでかい魚でも釣った気分になるが、誰かに自慢したり、共感できる話でもないのでここで垂れ流す。的外れなのも挙げているが、色々調べてるうちにアーティストのバックボーンが探れたりして楽しい。

 

 

頂(pinnacle)/Shing02


Shing02 頂(pinnacle)

 

Under Me Sleng Teng/Wayne Smith

 

レゲエに電子音を取り入れ、革命をもたらした(とか何とかネットに書いてあった)wayne smithの代表曲をshing02がサンプリングしている。
原曲よりも遅いテンポで雰囲気も若干暗いが、太いベース音がビートにハマっている。

 

 「MCの首切って口にライムを詰め込む酒鬼薔薇」 (『真吾保管計画』)

「そして日本には存在しないゲットー だから自分で探し出さなければいけない劣等感」(『課題毒書パート2』)

 

shing02のリリックは上記のような激しい表現、巧みなワードチョイスが素晴らしい。『星の王子さま』や『少年ナイフ』のようなストーリーテリングも聞き応え十分。日本人ラッパーの中では頭一つ抜きん出ている。

 

 

 

Tokyo Classic/RIP SLYME


RIP SLYME Tokyo Classic LIVE

 

Stress/Orgnized Konfusion


Organized Konfusion "Stress" [HD]

 

元ネタはNYクイーンズの2MCユニット、Orgnized Konfusion。Tokyo Classicと比べるとStressはいささか暗めだがライムとビートが段違いに格好良い。
PESパートの「クラッシュ、キル、デストロイ」はこの曲のサビのリリックからそのまま引用されている。
他の楽曲でも『雑念エンタテインメント』の「ライト、カメラ、アクション」というリリックはN.W.Aの『Quiet On Tha Set』から、スチャダラパーフューチャリングしている『レッツゴー7,8匹』のサビはA Tribe Called Questの『What?』からそのまま引用されている。

 


Honey/L'Arc-en-Ciel 1998年


L'Arc~en~Ciel Honey Smile Tour


Scribble/Underworld 2010年


Underworld - Scribble

 

Underworldの方がリリースが10年以上後なので元ネタもクソもないが、シンセのメロディーが似ている気がする。気のせいですね。

 


青のり/ブリーフ&トランクス


ブリーフ&トランクス 青のり


Organ Donor/DJ Shadow


DJ Shadow - Organ Donar

 

Shadowの名曲を侮辱するようで恐縮だが、ブリトラの青のりのイントロを聞くと何故かOrgan Donorが浮かんでしまう。ちゃんと聞くと全然ちげえわこれ。

 

 

雑念エンタテインメント/RIP SLYME 3:12〜


雑念エンタテイメント


The Number Song/DJ Shadow 0:50〜


DJ Shadow - Number Song

 

クラッチに使われている男性の声が一緒。ちなみにBlood, Sweat, & Tearsの『Spinning Wheel』も元ネタ。
レコード狂いのShadowのビートは、全編サンプリングとは思えない程に全てが生き生きとしている。1stアルバムのEndtroducingは、しっとりめの曲から高速ブラストビートまで自由且つぶっ飛んだ内容で最高。

 

 

Yentown/Shing02


Shing02 緑黄色人種 ¥都 yentown


Pusha Man/Chance The Rapper


Chance The Rapper - Pusha Man (feat. Nate Fox & Lili K.)

 

Modaji/Dave Grusin


Dave Grusin - Modaji - 1984

 

ジャズピアニストのデイヴ・グルーシからサンプリング。
今乗りに乗っているChance The Rapperも同曲を引用している。国の違うアーティストが同じ楽曲をサンプリングしているのは、実にロマンがある。

 


ほとんどヒップホップでした。
こういう気付きがあると何だか音楽って楽しいなあという気持ちになります。